Profile
藤原慎也/Fujiwara Shinya
7歳でバイクにまたがり
15歳で国内級シリーズチャンピオン獲得。16歳で全日本選手権国際B級シリーズランキング4位で通過。17歳から国際A級で戦い、24歳(2014年)
全日本選手権国際A級シリーズチャンピオン獲得。父と追ってきた夢は叶った。
25歳より最高峰のクラス
国際スーパーA級で全日本参戦。
この舞台で戦い、新たな夢ができた
「ライダーに夢を与えるライダー」
になること。
今ここに新たな挑戦が始まった。
そして2018年4月21日、新たな挑戦の序章が始まった。
「City Trial Japan 2018 in Osaka」アジア初の街中での公道トライアルレースを開催。
一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会の承認競技として
日本のモータースポーツの歴史では史上初となったレースを実行委員長として立ち上げ
構想から5年余り、遂に夢の舞台が実現しました。
無謀な挑戦に沢山の応援と協力がありました。
日本のモータースポーツを盛り上げるため、若きライダーに夢を与える為、私は突き進みます。
トライアルとは、高低差や複雑に設定されたコースを、
いかにオートバイに乗ったままで走り抜けることができるかを競うオートバイ競技。
自然を舞台に争うアウトドアと、スタジアムやアリーナに人工障害物を設けるインドアがあります。
その歴史は古く、20世紀初頭のオートバイ出現とともにイギリスで誕生し、
「どこまで壊れずに走り続けることができるか」を競ったことがそもそもの始まりだといわれています。
その後、マシンの性能や信頼性が高まるにつれ、耐久性ではなく、
ライダーのテクニックを競い合う現在の競技スタイルへと進化してきました。
時には車体をピタリと停止させ、時には後輪だけでとんでもない障害物を乗り越えてしまうなど、
「静」と「動」を自在に操るライディングテクニック。
それはまさに、二輪車操作の基礎が全て詰まった究極のモータースポーツであり、
見る者を魅了する最高のエンターテイメントでもあります。
トライアルの国内競技人口は数千人以上。その中でも技術の高さによって階級(ライセンス)が分かれており、世界選手権に通じる最高峰ライセンス「国際A級スーパークラス」は全国でわずか15人程度。コースの難易度ももちろん、そこを乗り越えて進むライダーの技術にも注目して楽しめる競技です。